まだまだお暑い日々が続いてますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
お盆が過ぎた頃から少し涼しい風が吹いてきたり、いつの間にか日暮れの時間が早くなっていたりと、少しずつ秋が近づいてきている様子が感じられます。
少し前ですが、中古の古いカメラを購入しました。今から68年前の1954年12月に発売されたNikon S2というフィルムカメラです。
とても古いカメラなのですが、過去に所有されていた方が大事にされていたようで、凄く綺麗な状態だったため衝動買いしました。
こうしたアナログ機に触れることで心がホッとする感覚があります。1枚撮るのにちょっと一手間かかるけどそれがまた味があり、ダイヤルを手動で設定するときの充実感、ズシリと重いメカニカル機を持ち歩く高揚感、あれこれ考えて良い写真が撮れたときの満足感、最高に魅力的です。
近年のデジタル化で身の回りはスマートフォンはじめネット社会やAIなどで便利になる一方、人間の身体はその変化に追いついてないんじゃないかなぁと感じます。
ときにはデジタル環境から距離をとって、アナログに触れたり自然の中に身を置いたりして、心のリフレッシュも必要ですね。
夏の終わり(志賀島にて)
橘会館
徳永 豊